「売上は出ているのに、なぜか支払いができない」
事業をしていると、この状況に戸惑う方は少なくありません。
帳簿上は黒字でも、 実際の手元資金が足りないというケースは、 中小事業者・一人社長ではよく起こります。
本記事では、 売上があるのに支払いができなくなる理由を整理し、 考え方のポイントを解説します。
結論
売上があっても支払いができない原因は、 利益ではなく「現金の動き」を見ていないことです。
売上と現金は同じではない
売上は、 仕事が完了した時点で計上されますが、 現金が入るのはその後です。
このタイムラグが、 支払いの苦しさを生む最大の原因です。
売上があるのに支払いができない主な理由
① 入金が遅い
仕事完了から入金まで、 30日〜60日以上かかる取引も珍しくありません。
② 支払いが先に発生している
材料費・外注費・人件費などは、 入金を待たずに支払う必要があります。
③ 税金を後回しにしている
税金を後回しにすると、 ある時点で大きな支払いが一気に来ます。
④ 売上が増えるほど支出も増えている
売上拡大に伴い、 外注費や経費も増え、 結果的に資金が残らないケースもあります。
「儲かっているのに苦しい」と感じる理由
この感覚は、 経営が失敗しているわけではありません。
多くの場合、 お金の流れを把握できていないことが原因です。
支払いができなくなる前に確認したいこと
- 今月・来月の入金予定
- 確定している支払い額
- 税金の支払いタイミング
これを整理するだけでも、 不安は大きく減ります。
一時的な問題か、構造的な問題かを見極める
一時的な入金遅れなのか、 毎月同じ状況が続いているのかで、 取るべき対策は大きく変わります。
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まとめ
売上があるのに支払いができない状態は、 事業者なら誰でも起こり得ます。
重要なのは、 売上だけで判断せず、 現金の動きを把握することです。


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